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Showing posts from November, 2010

多分私の書くそれは、あまり感情を謳うものではないから

新しい曲のスケッチがやってきたので、
ここ最近、「何か良いアイデアや言葉が浮かんでこないかなぁ」
と、神様のお告げをぼんやり待っておりました。

というのは半分嘘ですが(笑)
徹底的に意識して待つ、という感覚の中で
鉛筆を握りしめる、とい雰囲気でしょうか。

握り締めても何も浮かばない時間もあれば
そこに鉛筆がなくても、その世界に大変重要なフレーズが浮かぶ瞬間もあり。

今回のその瞬間は、朝の満員電車にやってきたので大変。
大体、いいフレーズやアイデアが浮かんだら、
そこから半ば一気にキーワードを捕まえたい習性があるため
ある程度整った環境(それはちょっとした時間や静けさ、整った姿勢など)に
身を置くほうがポンポンと出しやすいです。

しかし、今回は少々忙しい日々の中。
満員電車でも小さなノートを広げて
ふらふらしながらつらつらと風船を膨らませていきます。

終着駅に着いたころには、おおよそのアイデアが頭の中には浮かび
言葉の断片地図のようなものがノートに書き出されます。
ここまでは余り譜割は気にしませんので
好き勝手にノビノビとキーワードを出しながら
ざっとした構成を思う程度。

そして、ここからが勝負です。

このスケッチを元に、トラックを何度も何度も繰り返し聴き
歌詞へと進化させなくてはなりません。
この一連の作業は、すでに世界観がある程度固まっている段階なので
自分がどんな状況に置かれていても割りと平気です。

仕事の合間のランチタイムだとか。
電車の中やカフェの中だとか。
一旦譜割の配列を押さえてしまえば
場所はどこでもかまいません。

それは多分、とても細かい部分を考えることになるので
ゆったりした場所でも、せかせかした状況でも
結局、強く集中してしまうためなのだと思われます。

自分の精神状態もあんまり関係ないため
例えば、怒られた直後でも隙間の時間があれば
すぐに楽しい世界で遊ぶことも可能です。

否。

おおむね世知辛い状況の時こそ
こうした時間が貴重なのだと感じております。

歌詞というのは、音の制限を受けます。
譜割にそって言葉の意味やリズム、音色を寄り添わせます。
これは大変に悩ましいことでもあります。

制限。

しかしながら、この制限が私の頭の中を拡げてくれます。
制限あるところに自由あり。
自由感じるところに制限あり。