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衣替え

久しぶりにブログのデザインを変更しました。 Bloggerは、Wordpressのテンプレートが流用できるのですね。 -- 1月は最近までずっと風邪を引いていましたが ようやく完治したようです。 たまに風邪をひくと、体の中の悪いものが出るので 大病しない、とか。。。 そして、今週はちょっとした出来事があり。 ここ最近の風景が少し変りそうです。 これで少しはこの閉塞した雰囲気が 自分の心から少しずつ取り除かれるのかな、と。 好ましくない感情は どこか心の隅っこに寄せてしまい、 でも、消えたわけではなく。  小さくはなるけれど、消えていたわけではない。 そんな感じのものが 少しずつ、小さくなり、いつかなくなりますように。 全てがパーフェクトに行くことなんかないので 小さなことから大きなことまで 色々なことでバランスをとっているものですね。 好ましくないこともあれば 感謝で充足するようなこともあります。 冷静に温かい毎日を。
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覚悟の先には・・・

2010年 あけましておめでとうございます。 こうして、これといった凸凹もなく 家族みんなが平和に年を越せたことを 心から嬉しく思う元旦になりました。 去年の秋口から色々と試行錯誤を重ね 未だそれは継続中ではありますが 実際に体験するのとしないのとでは 自分の中の文脈に対する信頼度について 大きな差が出てくる、と思っております。 何が正解か?なんていうのは 自分の心が決めるもの。 挑戦するのも、挑戦しないのでもいい。 どういう結果でも受け入れる覚悟があれば。 覚悟なんです。 覚悟のない人生は いつも不安定。 そんなときは、不安定を受け入れる覚悟を。 一旦受け入れることができれば あとは滑らかな文脈を纏えるはずだと。 私はそう思います。

12月の出会い

12月の読書メモ。 『フリーエージェント』、『フリー』が共に厚かったのと、年末の忙しさで今月は3冊の読了。 ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか 日本にはあまりない、小説仕立てのビジネス書。23の利益モデルについての概論。無料のコミュニティサービスから得る利益についても触れられています。『利益』について考えるための良き指南書ではないでしょうか。また、師弟関係の二人が、定期的に行う授業の中で、課題図書として与えられる書籍のリストを実際に追っていくことで、更に理解が深まりそうです。しかし、丹念に負えない私の現実・・・ 読了日:12月31日 著者: エイドリアン・J・スライウォツキー フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 上司から発売前発表会のイベントの案内をもうらったのですが結局都合により行けず。まずは無料PDFをダウンロード。結局、PCで読むのは辛いので本を入手して読みました。無料の魅惑について。しかし、仕事で無料ダウンロードのプロモーションをやっても、さほど有料につながらない現実もあります。音楽は嗜好性の強い商品だからなのでしょうか。ただ、フリーからお金を生み出すには、単に無料にすればいい、ということではなく、その先に戦略が必要だと。読了後はそんな反省などを感じました。しかし、お金が潤沢になければ、この戦略・戦術は非常に地道なものにならざるを得ず、それを成就するには保守性を捨て、新しい場所へと飛び込む勇気と情熱が必要だな、と。そんなことも考えました。 読了日:12月31日 著者: クリス・アンダーソン フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか 「会社などの雇用主にとっても、このシステムは非効率だし、ことによれば不経済でもある。本当に必要なのは重さ1キロちょっとの脳みそだけなのに、どうして企業は80キロもの体を都心のオフィスまで30キロも運ぶために金を使うのか」(ドラッガー)仕事のポートフォリオと分散投資のすすめから子供の在宅教育のレポートまで、密の濃いリサーチ満載で読み応えはあります。オン・オフの切り替えではなく、ブレンドである、というくだりに最も共感を覚えました。私はフリーも大きい組織も経験していますが、その人の志向性や家族構成など、日本ではまだまだフリーエージェントでいるのにはリスクもありますので

将棋とゲーテ

感覚は欺かない 考えるの先に『感じる』がある。 その感じるに達するには、 徹底的に、丁寧に観察し 深く深く洞察する必要がある。 だからこそゲーテは 感覚は欺かない、と言い切れるのだ、と これは私なりの思うところ。 -- 将棋の羽生名人。 至極重要な局の先手側にいた。 沈黙。 最初の一手が出ない。 やがて羽生名人は目を瞑り始めた。 沈黙が続く。 周囲は「どうしたのか?」と心がざわめき始めるも 名人は相変わらず目を瞑ったまま・・・ 後日、あるインタビュアーが質問した。 「あの時の沈黙は、戦略なのですか?」 すると名人は 「いいえ、あの時私は、心の静寂を待っていたのです」 -- 彼は自分の心の中の 更に深い心のそこにある 直感や感覚をもコントロールできる状態にいるような。 毎日の微細で丁寧な思考の積み重ねがなければ このような状態にはいけないのだなぁ、と思う。 そういう状態に行くには 静寂が必要。 先日、この静寂の必要性を痛感した出来事があった。 ノイズだらけの中で 私は自分の奥底などにたどり着けることなく。 自分がそのときに求められている動作や行為を 淡々と続けた。 自分の周囲のノイズ。 そして自分の中のノイズ。 たくさんのノイズの中でも するりと自分の中の湖底にたどり着ける力を。 そして、真偽の別が分かるような感覚。 それが自分にとって偽であれば捨ててしまう勇気を。 自分を欺かないとは何か? その先の一秒、一歩に関わる配慮までを含む 自分の配置と配分。

人生実験~自分の逆張りは世の順張り?

過去を振り返ってみると、私の人生の中で岐路というものが何箇所か出てきたけれど いずれもインターネットを通じて、その方向性や深度が導かれてきました。 最も分かりやすい例でいえば、音楽を作り始めた時期は、ちょうどインターネットが一般におりはじめて来た時期だったのです。 最初はパソコン通信のメールで、すぐにインターネットメールに切り替えてリリースに向けて活動。 日本ではまったく相手にされなかったため、やみくもに海外に送りつけ始めた、というわけです。 そんなこんなで、個人的には充実していた音楽活動も休止。 それ以来、私の興味は割りとヒューマンな部分にフォーカスされていましたが、 ここに来て少し、変化が見られるため、メモをしておこうかと思います。 バランスよくどちらも楽しむために・・・ -- 【5月】 部署移動になりまったく新しい部署の立ち上げをすることになる。 新しい仕事と新しいチーム構成。 数ヶ月右往左往~ 【9月初旬】 少々行き詰まり感をもつようになり、何か「流れ」を変えてみたいと思い立つ。 それにはまず実験。人生の実験。 誤解を恐れずに言えば、結婚も人生の実験だと思っている。 そう思うことで、ニュートラルに色々なことを対処できるようになり 相手に提案もできるし、相手の提案も受け入れられるのではないだろうか。 少なくとも、私にはそういう感覚がある。 あれこれ考えて、まずはどんどん本を読む毎日にしよう、と決めた。 内容としては、普段手にとりがちな小説やらゲーテ周辺は封印し 今まで敢えて避けてきたようなビジネス書に絞り込むことで 何か自分の中で反応する気がしたため、テーマをそれに絞ることにした。 とりあえず4,5冊購入。その中に勝間和代を1冊いれてみた。 自分は勝間和代でも香山リカでもない、と思った。 しいて言うなら、「私はいつでも一年生です」と言っている小林カツ代がいい。 さて、この段階では 読書メーター や メディアマーカー の存在を認識していなかったため記録はせず。 もともと夜型ではないが、本を読む時間を確保するため、同時に起床時間を5時-6時の間に設定。 順調に読み進む。 11月から始まる編集講座に申し込む。 編集者になりたい、という動機ではなく、単純に「編集」という事象を学習して

11月の出会い

11月も終わり、すでに12月。 何気に忙しい日々になっています・・・ そんなわけで、今回の更新はまた下記の通り・・・ ▼読んだ本 ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書) この本を読もうと思ったきっかけは、「WEB進化論」を書いた梅田望夫氏のブログで紹介されており、興味をもったからです。http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20071222/p2 あぁ、この本は体温があるなぁ、と思いました。ベネディクトアンダーソン氏の名講義を書籍にしようと翻訳された梅森氏の真剣な眼差しと、何よりアンダーソン氏の真摯な姿勢に、こうした国際論などは全く分からない私でも惹きつけられるように読了。 読了日:11月27日 著者: 梅森 直之 知的生産の技術 (岩波新書) この本が出たのが、丁度、私が生まれた年。そして、世界で始めてインターネットを通じてデータが送信された年でもあります。それから数十年、ドッグイヤーからマウスイヤーというスピードで駆け抜けなくてはならない私たちにとっても、全く通じる名著だと思います。物事を1枚のカードにモジュール化して追加したり削除したりの組み合わせ作業にまつわる知的生産技術。そのための情報整理というのは能率の問題ではなく、いかに人のイラツキをなくすか、という精神衛生上の問題であり、時間をいかに作るか?ということではなく、生活の「秩序としずけさ」 であると。納得! 読了日:11月27日 著者: 梅棹 忠夫 使える 弁証法 端的な説明で良いと思いますよ。弁証法を極めたければ、その筋の本もっと探索すればよいと思います。作者の伝えたいことがシンプルに伝わってきました。これは田坂氏の個性だと思いますが、伝達⇒質問⇒納得⇒反対の議論/質問⇒まとめというフォーマットで進むので、読み流しではなく、理解しながら読み進めることができます。 読了日:11月12日 著者: 田坂 広志 思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫 過去をさかのぼること数年。私はどうしたら忘却・削除が(意図的に)できるか?を実践してきて、近年、おかげさまでそれが可能になってきました。きっかけは、「面倒くさいことに支配されたくない」という思いでしたが、この本を読んで、自分のこの行動が良かったことに安堵いたしま

10月の出会い、方向、弾き

すっかりブログ更新がおぼつかない状態に。 今月はこれらのほかにも何冊か読了しましたが 読書メーターに記録しているものをピックアップ。 -- 10月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2160ページ 「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press) 経験知を教える側のモチベーションについても言及されていたけれど、そういうことを評価する仕組みが大切だと思いました。経験知というのは得てして暗黙知ですから地味なんですよね。でも、とても大切。そんなところに着目するだけでなく表面化させないと。。。 読了日:10月30日 著者: ドロシー・レナード,ウォルター・スワップ クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice) 実体験から理解はしていたものの、きちんと事例解説されると納得。科学や宇宙開発の分野でこんなにも個々の知を活用されていたのですね。人ってすばらしい。 読了日:10月21日 著者: ジェフ ハウ ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫) 「ソリューションから離れろ」というキーは、今までになかった思考フレームだったし、みんな逆のことを言ってるね。なるほどです。こういう発見は面白い。 読了日:10月15日 著者: デイヴ マーカム,スティーヴ スミス,マハン カルサー 魅せるデザイン、語るレイアウト。―プロの実例から学ぶエディトリアルデザインの基礎 デザインの参考になりました 読了日:10月14日 著者: アレフゼロ 急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [ソフトバンク文庫] (SB文庫 ク 2-1) 私は多分、邦題では決して買わなかったと思います。原題「The Tipping Point-How Little Things Can Make a Big Difference」”感染理論”が面白かったです。ちなみにハッシュパピーの靴がキッズに爆発的に人気だったというのは知らなかったです。 読了日:10月14日 著者: マルコム・グラッドウェル タイポグラフィ・トゥデイ ドイツタイポ大好き★ 読了日:10月05日 著者: ロジカル・シンキング―論理的な思考と

その昔、石は育つと信じられ。 破壊と混合を繰り返し、 今へ未来へ続いてる。 記憶と時間の積み重ね。 普遍的な存在は、 過去から続く真実を 淡々と伝えることでしょう。 鳴き砂、鳴り砂、何の砂。 踏まれ踏まれて、砂は鳴る。 砂は鳴る鳴る、砂は鳴る。 泣きたい大地に砂は鳴る。 微かな形跡、見つけたの。 ほら、あなたの肩にも一粒の・・・ 縦横無尽に飛んでゆく。 嗚呼、わたしの肩にも一粒の・・・ -- 本日、10月15日はBlog Action Day。 今年のテーマはClimate Change(気候変動)です。