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Showing posts from January, 2006

今日も良き日

1ヶ月以上待たされた甲斐がありました。 ルーマニアのヴァイオリニスト ” ジョルジュ・エネスコ ” 『ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9』 のCDが到着。 クラシックはほとんど作曲家別で購入しますが、 以前聴いたエネスコの音色にはっとさせられて。 いわゆる演奏家で選ぶ、 という正統法を私に教えてくれたクラシック演奏家。 ベーラ・バルトーク というハンガリーの作曲家も好きなのですが いわゆるハンガリーやルーマニアのマイナー調の 美しくも鋭利な変わった響きが私の好みの一つ。 -- 夕方、友人来宅。 福岡の柚子胡椒を頂く。 今回は手作りのとても新鮮なもの。 素晴らしく美味しくて。 もう、市販の瓶詰めは食べられない不幸に見舞われそうです・・・

軽やかさ、そして優しい歪みを生む微細なフック

今日、farbの安形君に会ったときに 「出来る限り軽やかな音が好きです」 ということを私は言いました。 しかし、自分でそう言いながら心のどこかで (確かにそうなんだけど、ん~・・・) と少し、ひっかかっていましたので 家に戻って色々と自分の発言に対して 考えを反芻してみました。 -- 「嗚呼、そうだ。軽やかな音の中にも たった今、自分が凝視するこの’瞬間’にひっかかる 微細で美しいフックを感じる、そんな音がすきなんだな」 -- との思いに突き当たり。 このフックなるものは少々の突起物であり しかしながら’それ’による時間や空間の停滞や濁りは全くなく むしろきれいに瞬間を感じられるきっかけのようなもの。 でも、それはやはり少々の突起物であるので 優しい歪みを感じることもできるものかな、と。 そんな風に、なんとなく心にとどまる感覚を 言葉にして追ってみることで 更にまた私の音楽旅行は楽しさを増してゆきます。

日常は夢心地で

気持ちよい夢心地は 必ず現実の上に成り立つ。 だから、 どんな日常を送っている人にも チャンスは平等にある。 どんな些細なことにも 美学をもつと どんな些細なことでも どんどん拡がりゆく。。。 その継続、そして拡大、前進。 それが今日の私の一日であったと 振り返ることのできる 静かな現実。 快い夢心地。

文脈旅行

『若きヴェルテルの悩み』は先週末、一気に読了。 名作と言われる所以がよく解りました。 多分、原語で読むと更に本質に触れることができるのでしょう。 私にとっては、ゲーテの自然への洞察、想い、などが 細かい部分ですけれども、非常に印象的でした。 -- 引き続き『 ゲーテとの対話 』を読み始めました。 エッカーマンという人物によるゲーテとの対話(編集)はとても素晴らしく、 この本には私のキラメキが散りばめられているような。 ゆっくり、ゆっくりと読み進めて行きたい本。 -- と、同時に三島由紀夫を。 三島作品は以前にほとんど読んでいたけれども 『 葉隠入門 』は読んでいなかったな、と なぜか『ゲーテとの対話』を読み進める途中で ふっ、と思い・・・ シンクロニシテイなのでしょうか。 葉隠入門に 「エッカーマンとの対話のように・・・」 という一文が書かれてありました。 ここでいうエッカーマンとの対話は 『ゲーテとの対話』と同一書物だと確信しておりますが 何か不思議な引き合わせを感じました。 -- こんなシンクロを感じながら 私のアンテナは ふっ、と中国に飛びそうな。 そんな予感です。

英知

1週間以上も腫れていた親知らず。 今日になってやっと頬の腫れもひき 薬なしでも平気になった。。。 侮るなかれ、です。 その間、せっせと抗生剤やらなんやらを飲んでいたお陰なのか 周りが一斉に高熱の風邪で倒れていても とりあえず私だけは平気だった。 そのせいもあって 人の分まで働いてしまった。 「こっちだって満身創痍だよ」 とふと思うけれど こういう立場の方が気が楽かもしれない。。。 -- そういえば週末に友達が家に遊びに来た。 やたら風水に詳しく 「あ、PCは北西ね。とりあえずOK。」 「あーダメダメ。玄関に靴は1足のみ置いてあとは片付けて」 「今年の色は紫とゴールドだから云々・・・」 など、風水コンサルを受けた。 風水はよく解らないけれど 先人の英知の積み重ねには何かしら意味はあるだろうと思い 素直に指示通り修正。 そういえば風水というのは 老子 の教えから多大な影響を受けているということだし 老子の言ってることは 私の感じる本質なので 三段論法でいけば 風水に従うことは 私の自然の流れなのだろうか・・・

DIE LEIDEN DES JUNGEN WERTHERS

非常~にゆっくりペースですが ゲーテのエッセイを読んで 自分の感じることを書き留めて・・・ ということを一日の終わりにポツポツと続けておりますが 今日はとうとう小説 「若きヴェルテルの悩み」 を読み始めることに。 普通は読みやすい小説からなんでしょうけれど まずはゲーテだったらゲーテの 明快な核心に触れたところで小説を読むと、 多分、小説から読み始めるよりも 私の場合は小説を楽しむことができるのです。 きっと。 -- 今週は再び親不知が暴れだし いつもよりも痛みや腫れが酷いのもあって 炎症が引いたら最後の対決をすることに決めました。 何事もすっきりと。

小金井の白昼

小金井公園の「 たてもの園 」へ行ってきました。 安形君のブログ に、はっ・・・近影が・・・ (ちなみに安形君のブログではきちんとfarbの状況が公示されます。 ) farbの音自体は和風ではないのですが 番長の安形君はかなり和風な雰囲気をおもちの方で なぜ洋服を着用しているのか不思議なくらいです。 凛々しい姿をぜひ見てみてください。 -- 私的に印象深かったのが たてもの園の帰りにバスを逃して 寒い中40分ほど小金井の住宅街を歩いたことです。 もちろん、たてもの園の中のレトロな和洋折衷な建築物や インテリアについての印象も深いのですが まったくもって日常的な住宅街と 非日常的なシチュエーション (=寒い中40分も歩く、見覚えのない路地・・・) のクロスオーヴァー。 -- 昨年は地道に曲創りを重ねて参りましたが 今年もペースは引き続きマイペースながらも アウトプットをきちんと形にしてゆきたく。 とはいえ、スタートアップ時特有の 多少ぼやけた輪郭線をもう少し整理しながら 更に洗練させたいです。

誠意誠実日々是精進

最初は「3ヶ月もてばいいかなー」なんて思いつつ、 1999年7月からスタートしたeureka! journalから この日記も6年めなんですね。 案外継続力ある、私。 -- 年末年始は規則正しくまったりした休暇を。 ここ数年、お正月といえば裁縫手芸というのが通例だったのですが 近しい人のお年賀の挨拶に今年はお菓子を焼いた。 これは去年のクリスマスにFLのるみちゃんが スフレを焼いてくれたことで 「おお!私もやってみよう!」と、触発されたのがきっかけ。 -- 友人宅へ遊びに行き ふくろうに会った。 ふくろうは基本的に一箇所にずぅーっと止まっている。 そして孤独が好きらしく 人が近寄ると緊張して体が細くなる。 最初の1時間ほどは私も興味深々で ふくろうのことをかなり意識していたけれど そのうちすっかりふくろうのことなど忘れて 友達と話しをしていた。 その頃には緊張もなくなっていたようで 体もふっくらとリラックスしていた。 ふくろうの鳴き声は結構かわいい。 大体フェードインで始まり 終わりはフェードアウトもしくはカットアウト。 「 ピヨー 、 ピヨー 、ピヨー、 ピヨー、 ピヨー、 ピヨー 」 -- さてさて、今年はどんなことに出会うのかなぁ。 美しき心のミーム、 伝達・反応・影響し 平穏平和を拡大。 更に煌めきの方向へ。

a happy new year for all

日常に爽やかな 檸檬 爆弾を投げ込め! 今年もどうぞよろしく-★