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衛生ロマンス

小川洋子の小説が好きなことは
以前にも書いたと思いますが
週末は「完璧な病室」と
「余白の愛」を読了。

ある種の猟奇的な香りが
短編、長編に拘らず流れていて。

時間や記憶
沈黙や音声
香水や鉱物
標本や数学

奇をてらうことない文章が
また好ましく。

読んでいる間にいつも感じるのが
消毒液とか塩素の匂い。
徹底的な清潔感。

制御につぐ制御
そして戯れ。

真夏の白昼夢は
染みひとつなき純白。
まぶしいほどの。

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人生実験~自分の逆張りは世の順張り?

過去を振り返ってみると、私の人生の中で岐路というものが何箇所か出てきたけれど いずれもインターネットを通じて、その方向性や深度が導かれてきました。 最も分かりやすい例でいえば、音楽を作り始めた時期は、ちょうどインターネットが一般におりはじめて来た時期だったのです。 最初はパソコン通信のメールで、すぐにインターネットメールに切り替えてリリースに向けて活動。 日本ではまったく相手にされなかったため、やみくもに海外に送りつけ始めた、というわけです。 そんなこんなで、個人的には充実していた音楽活動も休止。 それ以来、私の興味は割りとヒューマンな部分にフォーカスされていましたが、 ここに来て少し、変化が見られるため、メモをしておこうかと思います。 バランスよくどちらも楽しむために・・・ -- 【5月】 部署移動になりまったく新しい部署の立ち上げをすることになる。 新しい仕事と新しいチーム構成。 数ヶ月右往左往~ 【9月初旬】 少々行き詰まり感をもつようになり、何か「流れ」を変えてみたいと思い立つ。 それにはまず実験。人生の実験。 誤解を恐れずに言えば、結婚も人生の実験だと思っている。 そう思うことで、ニュートラルに色々なことを対処できるようになり 相手に提案もできるし、相手の提案も受け入れられるのではないだろうか。 少なくとも、私にはそういう感覚がある。 あれこれ考えて、まずはどんどん本を読む毎日にしよう、と決めた。 内容としては、普段手にとりがちな小説やらゲーテ周辺は封印し 今まで敢えて避けてきたようなビジネス書に絞り込むことで 何か自分の中で反応する気がしたため、テーマをそれに絞ることにした。 とりあえず4,5冊購入。その中に勝間和代を1冊いれてみた。 自分は勝間和代でも香山リカでもない、と思った。 しいて言うなら、「私はいつでも一年生です」と言っている小林カツ代がいい。 さて、この段階では 読書メーター や メディアマーカー の存在を認識していなかったため記録はせず。 もともと夜型ではないが、本を読む時間を確保するため、同時に起床時間を5時-6時の間に設定。 順調に読み進む。 11月から始まる編集講座に申し込む。 編集者になりたい、という動機ではなく、単純に「編集」という事象を学習して

Lali Punaライブ @ Iðnó

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続いてAirwaves事務局がSeabearのお部屋セッションをアップ中です。 ▼ 踊り子ちゃんも一緒です。 この茶目っ気が好きです★ Seabearはカントリー音楽をベースに リーダーのSindriを始め、MUMのOrvarの他 トイピアノやグロッケンシュピール、リコーダーなど 三人の乙女が演奏する姿は絵的にも楽しめるバンドです。 Seabear live @ Iðnó