Skip to main content

11月の出会い

11月も終わり、すでに12月。
何気に忙しい日々になっています・・・
そんなわけで、今回の更新はまた下記の通り・・・


▼読んだ本
ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)
この本を読もうと思ったきっかけは、「WEB進化論」を書いた梅田望夫氏のブログで紹介されており、興味をもったからです。http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20071222/p2 あぁ、この本は体温があるなぁ、と思いました。ベネディクトアンダーソン氏の名講義を書籍にしようと翻訳された梅森氏の真剣な眼差しと、何よりアンダーソン氏の真摯な姿勢に、こうした国際論などは全く分からない私でも惹きつけられるように読了。
読了日:11月27日 著者:梅森 直之

知的生産の技術 (岩波新書)知的生産の技術 (岩波新書)
この本が出たのが、丁度、私が生まれた年。そして、世界で始めてインターネットを通じてデータが送信された年でもあります。それから数十年、ドッグイヤーからマウスイヤーというスピードで駆け抜けなくてはならない私たちにとっても、全く通じる名著だと思います。物事を1枚のカードにモジュール化して追加したり削除したりの組み合わせ作業にまつわる知的生産技術。そのための情報整理というのは能率の問題ではなく、いかに人のイラツキをなくすか、という精神衛生上の問題であり、時間をいかに作るか?ということではなく、生活の「秩序としずけさ」 であると。納得!
読了日:11月27日 著者:梅棹 忠夫

使える 弁証法使える 弁証法
端的な説明で良いと思いますよ。弁証法を極めたければ、その筋の本もっと探索すればよいと思います。作者の伝えたいことがシンプルに伝わってきました。これは田坂氏の個性だと思いますが、伝達⇒質問⇒納得⇒反対の議論/質問⇒まとめというフォーマットで進むので、読み流しではなく、理解しながら読み進めることができます。
読了日:11月12日 著者:田坂 広志


思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫
過去をさかのぼること数年。私はどうしたら忘却・削除が(意図的に)できるか?を実践してきて、近年、おかげさまでそれが可能になってきました。きっかけは、「面倒くさいことに支配されたくない」という思いでしたが、この本を読んで、自分のこの行動が良かったことに安堵いたしました。なぜなら、最近は「すぐに忘れるんだから!」とダンナさんに怒られるからです。ですので、この本を読むように勧めておきましたw
読了日:11月08日 著者:外山 滋比古

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
直感については昔から興味があるので、手に取ったわけです。理屈を超えた何かは、徹底的な現実を考え感じることでより面白いヒラメキと巡り合うような。いずれにしても、”感覚は欺かない”のですね。
読了日:11月08日 著者:M・グラッドウェル

プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる (PHPビジネス新書 29)プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる (PHPビジネス新書 29)
とある課題のために読了。コンステレーション(布置・配置)は今、最も興味のあるところ。考えるから感じる、という部分についても納得。やはりここでもゲーテ先生の言葉に通ずるフレームを見つける。この本は行間がいい。氏の問題に対する問いかけ具合も好きな感じです。田坂氏の本はあと2冊、来週までに読了予定。
読了日:11月06日 著者:田坂 広志

▼読んでた本
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるかフリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
著者:ダニエル ピンク,玄田 有史
考える人 2009年 11月号 [雑誌]考える人 2009年 11月号 [雑誌]
著者:

▼積読本
グーテンベルクからグーグルへ―文学テキストのデジタル化と編集文献学グーテンベルクからグーグルへ―文学テキストのデジタル化と編集文献学
著者:ピーター シリングスバーグ

▼読みたい本
数学ガール数学ガール
著者:結城 浩

Popular posts from this blog

衣替え

久しぶりにブログのデザインを変更しました。 Bloggerは、Wordpressのテンプレートが流用できるのですね。 -- 1月は最近までずっと風邪を引いていましたが ようやく完治したようです。 たまに風邪をひくと、体の中の悪いものが出るので 大病しない、とか。。。 そして、今週はちょっとした出来事があり。 ここ最近の風景が少し変りそうです。 これで少しはこの閉塞した雰囲気が 自分の心から少しずつ取り除かれるのかな、と。 好ましくない感情は どこか心の隅っこに寄せてしまい、 でも、消えたわけではなく。  小さくはなるけれど、消えていたわけではない。 そんな感じのものが 少しずつ、小さくなり、いつかなくなりますように。 全てがパーフェクトに行くことなんかないので 小さなことから大きなことまで 色々なことでバランスをとっているものですね。 好ましくないこともあれば 感謝で充足するようなこともあります。 冷静に温かい毎日を。

plus minus much more than zero

ちょっと前にキューベースにしてからあまり触っていなかったので 今日は色々と録音をしてみた。 ちゃんとアンプを通しているのに、 なぜか小さい音でしか録音ができない・・・ 「なぜ?????」 色々な設定を変えてみても全く変化なし。 あ、もしかしてマイクの電池切れかも。。。 と思い、電池を交換。 「これでOKっ!!!!」 と思ったら、今度は音が全然録音されない。。。 その前にデバイス設定とか、小難しいところをごちゃごちゃ してしまったせい?? 「あらま、どうしましょう?!」 そこでやっとマニュアルを取り出して、 その通りにやってみたけれど やっぱり全然ダメ。 でも、絶対にどこか直せばいけるはずよ・・・ と思いながら小一時間ほどまたあれこれやってみる。 「ちょっとまって。もしかして・・・」 電池の+-が逆だった。 -- でも、この間色々とソフトの勉強ができて良かった! と、思うことにしよう。

we, folks, can't help following enchantment

そういえば、少し前になるけれど 『博士の愛した数式』 という本を貸していただき読了した。 私の好きな世界観。 きれいで温かい。 -- 以前、 Sci-Fi-Fi というアルバムの中で 「 Cosmografia 」 という曲のテキストを書いたけれど それもこのような数学者をモチーフにした 私的憧憬。 -- 美学の探求。 それは日常の中にこそ潜む魅惑世界。 -- 光を拡散する者 音を収集する者 世界の開拓はひとつの情熱から始まる 夢を混合する者 自らを設計する者 世界の開拓はひとつの情熱から始まる 事実を凝視する者 真実を追究する者 世界の開拓はひとつの情熱から始まる Sci-Fi-Fi/'Folk Song' translated by myself